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医師研修コースのご案内

コースの目的と特色

高度な専門的医療が求められる現代社会において、治療に携わる医師はより専門性の高い知識や技術の習得が必要です。中でも循環器疾患の治療においては、専門的かつ迅速な画像診断に始まり、インターベンションなどの侵襲的な方法による的確な対応が求められます。そのためにはより多くの症例を経験し、知識や技術を確実に身に付けていく必要があり、日本心血管インターベンション治療学会(以下 CVIT)の定める認定医や専門医の取得が目標のひとつとなります。
当院では年間(平成25年) PCI 906例(TypeB2以上 795例 CTO 73例)PTA(116例)冠動脈CT(2199例)と豊富な臨床症例があり、また経験豊富な指導医が多数在籍しているため、常に専門知識や技術を学べる環境にあります。
また当院では事前の診断カテーテル検査を行わない、冠動脈CTからのAd-hoc PCIを早くから導入し、患者さんに負担の少ない医療を提供しています。
インターベンションのみならず循環器疾患全般に対応できる当院では、不整脈に対するカテーテルアブレーションやペースメーカー植え込み術、心臓血管手術も常勤医の指導のもとに学ぶことができます。
本コースには既にインターベンションを経験しさらなるスキルアップを望む医師のみならず、インターベンション経験のない初心者の医師にも積極的に参加していただきたいと考えております。

学会認定状況 日本循環器学会研修関連施設、日本心血管インターベンション学会(CVIT)研修施設
研修コース
  1. CVIT認定医コース
  2. CVIT専門医コース
  3. 画像診断コース(オプション)
  4. 循環器専門医コース

① CVIT認定医コース(募集定員2名)

対象:日本内科学会認定内科医取得後が望ましい(卒後4~10年目が目安)

期間:1~3年

目的:CVIT認定医の取得

内容:PCI術者として1年で100件以上のPCI症例数を経験する

・狭心症の診断治療(ECG、TMT、UCG、CCTA、MRCA、負荷心筋MRI等の評価と対応)

・ACSの診断治療(ECG、CCTA、UCG等の評価と対応)

・ASOの診断治療(PWV/ABI、下肢エコー、腎動脈エコー、CTA、MRA等の評価と対応)

・CAGの基礎(穿刺部の選択、カテ操作、病変評価、フレーミング、止血など)

・PCI - simple lesion(治療戦略の立て方、穿刺部の選択、カテ操作、ワイヤー操作、IVUS操作と評価、FFR操作と判定、各種デバイス操作、フレーミング、止血、内服薬管理、術中・術後合併症への対応等)

・PCI - ACS (穿刺部の選択、治療戦略の立て方、カテ操作、ワイヤー操作、IVUS操作、IVUS評価、デバイス操作、フレーミング、IABPサポート、Temporary PM、PCPS、術中・術後合併症への対応等)

・PTA - simple lesion(PPIの適応評価、バイパス術との比較検討、治療戦略、穿刺部選択、カテ操作、ワイヤー操作、術中・術後合併症への対応等)

・OMT(高血圧、糖尿病、脂質異常症に対する薬物療法、抗血小板剤、抗凝固薬、抗狭心症薬の管理等)

・併発症/合併症への対応(慢性腎臓病、造影剤腎症、HITTs、脳梗塞、コレステロール塞栓、消化管出血等

②CVIT専門医コース(募集定員1~2名)

対象:日本循環器学会専門医取得後もしくは取得予定(卒後7年目以降が目安)

期間:1~5年

目的:CVIT専門医取得を目指す

内容:PCI術者として1年で100件以上のPCI症例数を経験する。複雑病変、合併症症例などに対するインターベンション治療の知識と技術を習得する

・PCI complex lesion(LMT病変、多枝病変、分岐部病変、石灰化病変、高度屈曲病変への対応等)

・PCI - CTO(PCIの適応評価、CABGとの比較検討、治療戦略、Bi-directional approachの必要性検討、デバイス選択、ワイヤー操作、IVUS評価、デバイス操作等)

・PTA - complex lesion(PTAの適応評価、バイパス術との比較検討、治療戦略、穿刺部選択、Bi-directional approachの必要性検討、デバイス選択、ワイヤー操作、下肢体表エコーの評価、術中・術後合併症への対応等)

③  画像診断コース(募集定員1~2名)

対象:日本内科学会認定内科医取得後が望ましい(卒後4~10年目が目安)

専門専攻でなく認定医・専門医コースにオプションとして組み込むことも可能

期間:~1年

目的:循環器疾患における画像診断の知識を習得する

内容:

・Cardiac CT(Calcium Score、CCTA、Subtraction、徐拍化の意義と方法、不整脈への対応、造影方法、撮像タイミング、画像再構成法、読影法等)

・CTA(撮影タイミング、画像再構成法、読影法、大動脈瘤・閉塞性動脈硬化症・腎動脈狭窄症等の評価)

・CMRA(適応、徐拍化の意義、方法、撮影方法、画像再構成法、読影法等)

・負荷MRI(適応、撮影方法、負荷方法等)

・MRA(大動脈瘤の診断、閉塞性動脈硬化症の診断等)

④ 循環器専門医コース(募集定員1〜2名)

対象:日本内科学会認定内科医取得後が望ましい(卒後4~10年目が目安)

インターベンションに特化せず循環器全般を学びたい方に

専門専攻でなく認定医コースにオプションとして組み込むことも可能

期間:~6年

(当院は日本循環器学会研修関連施設であり指定研修期間の1/2として計算)

目的:循環器専門医の取得

内容:循環器全般の研修

・ECG、UCG、TMT、末梢血管エコー、心臓カテーテル検査、CT、MRI等による心不全、虚血性心疾患、動脈硬化性疾患、血栓性疾患等の各種診断技術の習得、各種疾患に対する食事・薬物療法やPCI、PTA、IVCフィルター留置等の手技の習得を目指す

・頻脈性不整脈に対する薬物療法の習得、徐脈性不整脈に対するペースメーカー植え込みによる治療手技の習得(希望により)を目指す

・循環器疾患の救急対応の手技の習得

指導体制 当院は施設としてCVIT研修施設、日本循環器学会認定循環器専門医研修関連施設に認定されています。
高瀬 真一 院長 CVIT名誉会員
大井田 史継 CVIT指導医 循環器専門医
長岡 秀樹 CVIT専門医 循環器専門医
杉山 淳一 CVIT認定医 循環器専門医
折原 理顕 CVIT専門医 循環器専門医
業務 外来(週2コマ程度)、病棟業務(循環器疾患を中心とした入院患者の担当)、インターベンション、当直
CVIT認定医・専門医、循環器専門医取得要件

【CVIT認定医の認定基準】

1. 申請時に本学会会員であること。

2-1 本学会が指定する研修施設あるいは研修関連施設に所属している場合。
学会が指定する教育カリキュラムを履修し、200例以上の心血管カテーテル治療の経験があること。但し100例以上の冠動脈形成術の治療経験を必須とする。

2-2 本学会が認定する研修施設あるいは研修関連施設に所属していない場合。
本学会の専門医または名誉専門医から指導を受け、学会が指定する教育カリキュラムを履修し、300例以上の心血管カテーテル治療の指導を受けたもの。但し、150例以上の冠動脈形成術の治療指導を受けることを必須とする。

3. カテーテル治療に関する研究業績が2つ以上あること。
研究業績とは、カテーテル治療に関する原著論文(症例報告を含む)か学会(本学会、本学会の地方会、循環器関連学会を含む)での研究発表をいい、筆頭著者か演者であることが条件です。

4. 所属地方会の本学会代議員1名の推薦があること。

5. カテーテル治療のデータベースを作成するための、学会事業である症例登録に参加していること。

 

【CVIT専門医の認定基準 】

1. 認定医の資格を取得した後、3年以上本学会会員であり、その間本学会が指定する研修施設あるいは研修関連施設でカテーテル治療に従事したもの。

2. 日本循環器学会認定循環器専門医の資格があり、十分な指導能力があること。

3. 認定医取得後、カテーテル治療の術者として500例※以上の経験があること。但し、300例以上の冠動脈形成術の治療経験を必須とする。 ※ この500例に認定医取得前の症例を含めることはできません。認定医取得後の症例をカウントしてください。

4. カテーテル治療に関する研究業績が5つ以上あること。

5. 所属地方会の本学会代議員1名の推薦があること。

6. カテーテル治療のデータベースを作成するための、学会事業である症例登録に参加していること。

 

【循環器専門医資格認定試験 の受験資格】

1. 日本国の医師免許証を有し、医師としての人格及び見識を備えていること。

2. 内科系は認定内科医または総合内科専門医、外科系は外科学会認定登録医または外科専門医、小児科系は小児科専門医であること。

3. 本学会正会員であり、かつ通算して6年以上の正会員歴を有すること。

4. 医師免許取得後、専門医試験日前日をもって満6年以上の臨床研修歴を有すること。6年のうち3年以上は本学会指定の研修施設で研修していること。2004年度(平成16年度)以降に医師免許を取得したものは、内科系は認定内科医、外科系は外科専門医、小児科系は小児科専門医資格取得後、専門医試験日前日をもって満3年以上本学会指定の研修施設で研修していること。

5. 「AHA ACLS プロバイダーコース」「AHA ACLS-EP コース」「AHA ACLS インストラクターコース」「AHA ACLS-EP インストラクターコース」のいずれかを受講し、受験年度の4月1日現在有効な認定を受けていること。

6. 喫煙が心血管病の危険因子であることを認識し自ら禁煙し且つ禁煙の啓発に努めること。

コース修了後の進路

認定医コース修了後は専門医コースに移行することが可能です。

元の所属部署に戻ることも、当院で研修・診療を継続することもできます。


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