体調check

心疾患に早く気づくには、初期の自覚症状を知ることが何よりも大切です。
少しでも違和感があれば、お気軽にご相談下さい。

あなたの心臓は大丈夫?

3つ以上該当すれば要注意!「心臓病リスク度」をチェックしてみましよう

  • 年齢は40歳以上である
  • 家族や親族に、心臓病(狭心症、心筋梗塞、不整脈)になった人がいる
  • 肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病のいずれかの持病がある
  • 喫煙者である(または家庭内に喫煙者がいる)
  • ほとんど運動をしない(1回30分以上の運動が週2回以下)
  • 食事は、塩分や脂肪分を控えるよう意識していない
  • ふだんの生活は規則正しくない(食事時間・回数、就寝・起床時間など)
  • 自覚的なストレスがある
  • 階段や坂道をのぼると、動悸や息切れがする
  • ちょっとした距離を歩いただけで、心臓の鼓動を感じる
  • 胸の痛みを感じることがある
  • 入浴のときは、熱い湯や長湯が好きだ

こんな症状ありませんか?

胸や背中が痛い・圧迫感がある

胸痛は心疾患の代表的な症状です。狭心症・心筋梗塞・心膜炎・大動脈解離などの可能性が考えられます。また自然気胸・肺塞栓・肋間神経痛・不安に伴う心因性胸痛や心房細動などの不整脈、胃潰瘍や食道炎など消化器による胸痛などもあります。

息切れ・呼吸困難

心不全になると軽い動作で息切れや呼吸困難を感じるようになります。寝ているより坐った方の呼吸が楽になると、悪化している可能性があります。長時間の飛行で問題になっているロングフライト症候群(エコノミークラス症候群)による肺血栓・塞栓症によっても呼吸困難を生じます。

動悸・心悸(しんき)亢進

胸がどきどきするという動悸や、とくに心臓の拍動が異常に強く速くなる心悸亢進。代表的な症例として、発作性心房細動、期外収縮(上室性・心室性)、心室頻拍などが考えられます。

足がはれる、顔がむくむ

心不全になり全身の臓器に十分な血液が送れなくなるとむくみが生じます。その他にもむくみには、腎臓病、下肢静脈瘤、リンパ浮腫、低蛋白血症などが原因でも起きます。

失神・ふらつき、めまい

脳の血流が不足することで、失神やふらつき、めまいは起きます。極端に脈拍が遅くなる徐脈や心室細動、心停止などの不整脈が原因と考えられます。

手足が痛い

四肢(主として下肢)の血管が動脈硬化を起こし血流障害が生じる閉塞性動脈硬化症が考えられます。歩くとふくらはぎの痛みが出現し、進行すると安静時でも痛みを伴います。上肢の場合は腕を使っていると腕のだるさを感じるようになります。

だるい、疲れやすい

貧血や疲労、自律神経失調症などのほか、心不全の症状として生じることがあります。

チアノーゼ

チアノーゼとは、唇や指の爪、皮膚などが青紫色になる現象。先天性心疾患・肺機能障害(高度の肺炎、肺気腫、肺水腫)・末梢性チアノーゼ(心不全・ショック)などの可能性があります。

咳・血痰がでる

心不全になると、特に夜間、仰向けに寝たときに肺に血液がたまって、咳や痰が出やすくなります。肺水腫になれば痰に血が混じることもあります。

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